近年不況だと言われ続けているファッション業界。
その中でも、毎年前年比を上回る成長を遂げているのが、Eコマースです。
どのブランドも公式オンラインショップや、ZOZOTOWN、Amazonなどの外部モールへ出店をし、大きな売上を作っています。
そのためファッション業界では、Eコマース(ECサイト)に関する求人は年々増えています。
この記事では、今注目のECサイト運営担当として働くために必要な方法やスキルを紹介します。
Contents
EC担当とはどんな仕事？
EC担当とは、簡単に言えばオンラインショップを運営する仕事です。
通常実店舗だと近隣のお客様が多く来店されますが、オンラインショップのお客様は全国各地。
そのため、大手ブランドになると月に数億円の売上を上げているショップも多く見られます。
同じ商品を販売する職業であっても、より大きな売上を少人数で作っていく仕事です。
大手ブランドでは専任MDやDBがいる場合も
大手ブランドになると、数十人単位の大所帯で事業部が構成されていて、EC専任のMDやDBがいることも。
オンラインショップ限定の商品開発やセレクトを行っているブランドも数多く見られます。
EC担当に必要なスキルや資格
多くのアパレルブランドでは、資格よりも経験を重視している場合が多いです。
EC担当としての実務経験があることはもちろん、楽天市場・ZOZOTOWN・Amazonなどの多くのブランドが出店している外部モールの運営経験がある場合は、尚有利だと言えるでしょう。
また専門知識として、Google アナリティクスを使ったアクセス分析ができたり、CSS・HTMLなどを使ったページの作成ができる等の専門的な実務経験やスキルがある人を必須条件として掲げていることも多いです。
未経験の場合はこれらの知識や経験はないと思いますが、タイピングをはじめとした最低限のパソコンスキルはあると望ましいでしょう。
未経験でも働ける？
ECサイトの運営は、他業種に比べると未経験でも採用されやすい職種です。
未経験の場合はお客様対応や商品のコメント作成などの、アパレルの知識や接客経験が活かせるポジションに配属されることが多いでしょう。
そのため未経験であっても、アパレルの知識や販売の経験がある人はとても有利な傾向にあります。
販売職から本社で働きたい人にとっては、チャレンジしやすい職種ではないでしょうか。
EC担当の求人の探し方
アパレルブランドのEC担当の求人は、販売職同様にアパレルに特化した転職エージェントが多く保有していますが、実店舗を持たず、楽天市場やAmazonだけに出店をしているオンラインショップの場合は、総合転職エージェントでも多くの求人が見つかると思います。
特に未経験者の場合は、楽天などに出店しているオンラインショップの方が、採用される確率が高いため、総合転職エージェントを利用してみるのもおすすめです。
EC担当は本社勤務になる可能性が高い
EC担当は、販売職と言ってもデスクワークになるため、本社勤務になる可能性は高いです。
アパレルブランドの本社で働きたいと考えている人は、狙い目の職種ではないでしょうか。
ECの求人が見つかる転職エージェントのおすすめとは
ECの求人はまだまだ数が少ないため、複数の転職エージェントへ登録することをおすすめします。
アパレルブランドなら、特化型の転職エージェントである、クリーデンス・ファッショーネへの登録は必須です。
アパレルブランドのEC求人はあまりないと思いますが、楽天市場などへ出店しているオンラインショップの求人であれば、総合転職エージェントの方が出会える可能性は高いです。
クリーデンス
クリーデンスは、アパレルに特化した転職エージェントの中でも最大手と言われる転職エージェントです。
求人数は常時1,700件以上あり、プレスなどの専門職も数多く取り揃えています。
しかし、即戦力を求める求人が多く、業界や希望職種の経験がない場合は、紹介が難しい場合も。
未経験の方は利用は難しいですが、経験者は必ず登録しておきたいエージェントです。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは多種多様な業種を扱う総合転職エージェントです。
マイナビエージェントがおすすめな理由はサービス体制。ひとりひとりに寄り添った転職サービスを受けられます。
また、IT系の求人にも強いため、EC運営の求人を探している場合は登録しておいて損のないエージェントだと言えます。
販売職からの転職にもおすすめの職種
ECサイトの運営は販売職での経験を活かすことができ、アパレル業界で販売職をしている人もチャレンジしやすい職種です。
求人内容によっては、未経験であっても販売職経験者を優遇する求人も多くあるので、ジョブチェンジを考えている人にもおすすめだと言えます。
